Gmailへのメールが届かなくなる? 2024年6月までにやるべき3つの対応
・SPF:送信元のドメインが公式であることを示す設定 ・DKIM:メールが改竄されていないことを証明する設定 ・DMARC:SPF/DKIMの設定が正しくされていないメールをどう処理するのか、送信元が指示する設定 ┌────────── これらは簡単に言うと、『このメルマガは正しい送信元から送られていますよ』と示すための仕組みです。ただこれはシステム周りのことなので、Web担当者やマーケティング担当者は詳しく理解しなくても大丈夫だと思います。ただし設定だけはちゃんと情シス部門に依頼をしてください(安藤氏) └────────── 自社のメルマガがSPF/DKIM/DMARCに対応しているのかを確認する方法は以下の通りだ。「メールの詳細画面>右上の三点リーダー>メールのソースを表示」から見ることができる。
また、Googleが提供する「Postmaster Tools」においても設定状況が確認できる。
なお、DMARCを導入すると、なりすましメール(SPF/DKIMが正しく設定されていないメール)を受信側でどう処理するのか、送信側が決めることができる。処理の仕方は以下の3種類だ。
・none(何もしない) ・quarantine(別フォルダに隔離する) ・reject(受け取らないようにする)
┌────────── たとえばインプレスさんだったら、インプレスのドメインを騙ったなりすましメールに関して、(受信者が)『受け取らない(reject)』ように指示できるということです。 ただ、『reject』に設定すると、ある部署だけSPF/DKIMの設定を忘れていた! というような場合にも拒否されてしまいます。下手にリジェクトするより、まずは『none』に設定して、数カ月程度、様子を見るのがいいですね(安藤氏) └────────── ■ [対応(2)] ワンクリックの登録解除機能=List-Unsubscribeヘッダの実装