意外と知らない!?1ドル=140円である理由。 “日本円” を通して経済を理解する新刊 「ビッグマックと弱い円ができるまで」
著者出演PIVOT動画が130万以上再生で話題に
YouTube 「PIVOT 公式チャンネル」 では、長年にわたり為替市場で活躍してきた「為替のプロ」である本書の著者、佐々木融が、為替相場や円安の背景について詳しく解説。佐々は、日本銀行やJPモルガンでのキャリアを経て、現在は「ふくおかフィナンシャルグループ チーフストラテジスト」として活動中だ。動画では円安が進む原因やそれが日本経済に与える影響についての解説が行われており、本書では、そんな話題となった内容をさらにわかりやすく、図解を交えてまとめている。 佐々木融(ささき・とおる) ふくおかフィナンシャルグループ チーフストラテジスト 1992年上智大学外国語学部英語学科卒業後、日本銀行入行。調査統計局、札幌支店を経て1994年から1997年まで国際局(当時)為替課に配属。市場調査・分析の他、為替市場介入も担当。その後考査局を経て、2000年7月よりニューヨーク事務所に配属され、NY連邦準備銀行等、米国当局と情報交換を行いつつ、外国為替市場を含めたNY市場全般の情報収集・調査・分析を担当。2003年4月、JPモルガン・チェース銀行にチーフFXストラテジストとして入行。 2009年6月債券為替調査部長、2010年5月マネジング・ディレクター、2015年6月市場調査本部長。20年以上にわたってJPモルガンの世界全体のオフィシャルな円相場予想作成の責任者を務める。2023年12月より現職。日経ヴェリタス為替アナリストランキング、2016年及び2018年~2021年まで4年連続1位。インスティテューショナル・インベスターズ誌日本為替アナリストランキング、2019年、2020年1位。2024年3月、財務省「国際収支に関する懇談会」委員。著書に『弱い日本の強い円』(日本経済新聞社、2011年)『インフレで私たちの収入は本当に増えるのか?』(ダイヤモンド社、2013)がある。