岩見沢で見つけた!マラカスの達人 マラカスを鳴らしながら街を歩く男性 その理由は?
大原「マラカス鳴らしてる人どこに・・・あれっ!なんかシャカシャカ音が聞こえて・・・あそこにそれっぽい人いますね。すみません、佐々木さんですか?」 佐々木さん「そうです」 大原「きょうもマラカスを振って歩いているんですね」 手にマラカスを持ち、シャカシャカと音を鳴らして街中を練り歩く男性。 そう、彼こそが、我々が探していた「マラカスの達人」こと佐々木邦博さん(44)です。 大原「毎日こうやって振りながら歩いてるんですか?」 佐々木「歩きますね」 大原「人の目とか気にならないんですか?」 佐々木「はじめはなりましたね」 大原「今は全然?」 佐々木「今は全然です」 マラカスの種類も相当多いということで 大原「いろんな種類あるんですね」「なんですかそれ?」 佐々木「光るマラカスです」 大原「全部で何個あるんですか?」 佐々木「ちゃんと数えたことない」
大原「数えますか。1、2、3、4…23、24、25。25組ありました」 「一番お気に入りのものは?」 佐々木さん「全部好きなんですけど…これです。(音に)キレがある」 マラカスウォークを始めて2年半。きっかけは何だったのでしょうか。 佐々木さん「お寺の修行の反動でメンタルがやられてしまって、入院していたんですよね、それで退院してから外を歩き始めて、マラカスがあった方がいいなと思って」 20代の頃、仏教の道を目指し京都のお寺で3年半ほど修行をしていた佐々木さん。 しかし、修業に耐えきれず挫折。心を病み、12年間もの長い入院生活を送っていました。 佐々木「病んでる時は引きこもっていました」 大原「マラカスを始めて心境に変化あった?」 佐々木さん「めちゃくちゃありました。悟りが深まるというか、自分の考えが深まって、すごくプラスだと思った」 引きこもっていた自分を鼓舞するために始めた「マラカスウォーク」。 すると劇的変化が自分に!今では、街ゆく人から反応をもらうことが増えました。