土壇場で白紙に…… ミラン、チェルシーDFバディアシルと個人合意も移籍実現せず
CBの獲得を熱望するも……
ミランは1月の移籍市場でCBの獲得が上手くいかなかったようだ。 英『Football Italia』によると、ミランは今冬、チェルシーDFブノワ・バディアシルと個人合意に達したが、同選手が怪我から復帰し出場機会が増えたため、チェルシーに土壇場で移籍を拒否されたという。 同メディアによると、ミランは今冬、CBを獲得することに尽力しており、当初はトップターゲットとしてアストン・ヴィラのクレマン・ラングレを挙げていたという。ラングレ本人はミラン移籍に前向きだったにも関わらず、移籍の可能性が出た途端にエメリ監督が同選手を起用し始め、アストン・ヴィラが放出を拒否したようだ。 そこでミランはターゲットをバディアシルに変更し、個人合意まで至ったが、バディアシルもチェルシーで起用され始め、放出を拒否したとのこと。ミランは他にもトリノのアレッサンドロ・ボンジョルノやフラムのトシン・アダラビオヨ、そしてヴォルフスブルクのマクサンス・ラクロワなども獲得候補として挙げられていたがいずれも獲得には至らなかった。 今回ミランと個人合意したバディアシルは現在22歳のレフティーCB。モナコの下部組織出身で、2018年に当時17歳という若さでトップチームデビューを飾ったフランスの逸材である。2023年1月にチェルシーへ3400万ポンド(約54億円)という移籍金で完全移籍してきたものの、ここまで目立った活躍はしておらず、早くも移籍の噂が出ている。 ミランではなく、引き続きチェルシーでプレイすることとなったバディアシル。プレミアリーグという舞台で栄光を手にすることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部