【2024年3月15日】財布使い始めの最強開運日!おすすめのブランドや選び方は?編集部員に調査
「ITTIは11枚のカードスロットと小銭入れ、折らずにお札が入れられる札入れがあって大容量! 小銭入れは、実は1枚革を折り紙のように織り込んでいるので、広げると1枚の平らな革になる仕組みなんです。薄い革同士を貼り付けて折っていくこの技術、聞くと浅草の職人さんがその技術を伝承していて、ヨーロッパの某メゾンもその技術を知りたいと工房に来たとか。とっても軽くて使うのを楽しみにしています」
ファッションエディター・高橋香奈子は「エルメス」のカードケースとコインケースを財布代わりに
「お札を折りたくないのことと、仕事柄領収書がたくさん発生することが理由で、これまでずっと大容量の長財布派だったのですが、数年前からのミニ財布旋風を受けて、3年くらい前に三つ折りの財布に挑戦してみることに。領収書用のポーチを別につくり、帰宅したら整理して出す習慣をつけたことで、意外と小さな財布でもいけることを発見。今はカナダに引っ越したことで仕事で立て替えた領収書を保管しておく必要も無くなりましたし、ほとんどの場所でキャッシュレス払いができることもあり、今は写真のカードケースと小銭入れだけというスタイルに落ち着いたところです」
「いちばんのお気に入りは、このボックスカーフ。エルメスのボックスカーフのつるんとした、艶のある美しい素材の大ファンなのですが、手に入れるのが難しくて……。数年前にコインケースに出会い、昨年末にカードケースに出会い……数年がかりでやっとこのセットに辿り着けたことも、財布をさらにミニマム化する後押しになりました」
「カードケースは、お札入れがなく、カードスロットだけがあるシンプルなタイプ。なので、ふだんお札は持ち歩いていません(笑)。小銭入れは、“バスティア”と呼ばれるコインケース。ふたの裏側にも少しスペースがあるので、小銭を探したいときにこんなふうに逆さにしても小銭が落ちることはなく、使い勝手も抜群です。 お財布は毎年買い替えるのが良い、と聞いたことがありますが、このセットには思い入れもありますし、長く使うことで味わいも楽しめる革だと思うので、ずっと愛用していけたらと思っています」 バナー画像/shutterstock 構成・文/高橋香奈子
高橋 香奈子