テニス=ナダル、長年ライバルのジョコビッチと引退前最後の対決へ
[18日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランキング1位ラファエル・ナダル(38、スペイン)が19日に長年のライバル、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と引退前最後の対決に臨むことになった。 現在、サウジアラビアのリヤドで開催されている男子テニスのエキシビション大会「6キングス・スラム」に出場中のナダルは、17日の準決勝で同郷のカルロス・アルカラスに3─6、3─6のストレート負けを喫し、3位決定戦に回ることに。同日の試合でヤニク・シナー(イタリア)にセットカウント1─2で敗れたジョコビッチがその相手となった。 両者はこれまで60回対戦し、ナダルが29勝、ジョコビッチが31勝。最後の対戦は今夏パリで行われた五輪のシングルス2回戦で、ジョコビッチが勝利を挙げている。 ナダルは報道陣に「ノバクが目の前にいるというのは、懐かしいような感じがする。私たちはこれまで何度も顔を合わせてきた。再び対戦することになり、楽しみだ」と話した。 グランドスラム優勝回数が22回と歴代2位の記録を持つナダルは10日に引退を表明した。11月開催の国別対抗戦、デビスカップの決勝トーナメントがプロテニス選手として最後の試合となる予定。