「裏の顔を見せあえるから」40代妻が既婚者サークルで“異性との出会い”以外に求める「意外な目的」
なんで不倫するのですか? 罪悪感はないんですか? 最近も国民民主党の玉木雄一郎代表やタレントの鈴木紗理奈などの不倫が世間を騒がせた。有名人の不倫が報じられるたび、そんな非難の言葉がニュースサイトのコメント欄を占める。 【写真】「不倫妻役がハマった」篠田麻里子が魅せた「純白ワンピース姿」 バレたら職や社会的地位、家庭までをも失う可能性がある。それでも、人は配偶者以外の人との恋愛関係は“悪いこと”とは分かって、リスクを負いながらもハマってしまう。 中でも既婚者サークルは、出会い系アプリが隆盛の今でも依然として人気が高いという。ネットで検索すれば、10社を超えるサークルが出てくる。 既婚者サークルとは、結婚している男女が出会うため、パーティー業者が主催するサークル。都内だと男性は1万円ほどの会費が取られるが、女性は数千円や時には無料で参加できるという。入会時には男女ともに免許証などの身分証明書を提示しなければならないところが多い。 これらのサークルが、昼夜を問わずに連日、出会いのパーティーをどこかで開催しているのだから、どれだけ出会いを求めている既婚者が多いかという表れだろう。 ◆不倫願望はないけど、ママ友を作ろう なぜ既婚者サークルが人気なのか。 「大きく2つの理由があります」 と分析するのは、不倫、離婚などの相談を3万8000件以上受けてきた夫婦問題評論家の池内ひろ美氏だ。 「1つは都会だからこその人気の理由がありまして、地方から出てきた女性が友達を作るために既婚者サークルに参加するんです。“不倫願望はないけど、ママ友を作ろう”みたいな。サークルのホームページなどを見ると、必ずといっていいほど『不倫を目的としたサークルではありません』と書いてあるんです。初めからエッチを目的にしていないというのが、心理的なハードルを下げ、罪悪感がなく参加できるのです。 もう1つの理由は女性としてのモチベーションを上げるため、オシャレをして出かける場所であるということですね。特に専業主婦の場合は、着飾って出かける場がないんですよ。すでに夫は妻をオンナとして見ていませんし、初めは不倫目的でなくても、普段よりちょっとオシャレしてサークルへ行けば、男性がオンナとして扱ってくれる。いつもの“〇〇ちゃんのママ”から、非日常の時間を過ごすことができる点が人気の理由でしょうね」(池内氏) そこで、実際に既婚者サークルにハマっているという42歳になる高校生の娘と小学生の息子の2児の母である現役看護師のナナさんに話を聞くことができた。小柄ながらもくっきりとした目鼻立ちが目をひく“クール美人”で、女優の山本舞香をアダルトな雰囲気にした感じだ……。 有料版『FRIDAYデジタル』では、ナナさんの既婚者サークルでの“恋愛事情”や、不倫へ至ったワケなど、“シタ妻”の本音をインタビューしている。 取材・文:浅見 麟(ノンフィクションライター)
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