【MLB】タイガースが接戦を制す 8年ぶりのレギュラーシーズン勝ち越し ついにプレーオフ圏内に浮上
【タイガース4-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間9月23日、タイガースは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのオリオールズ3連戦の最終戦を迎え、4対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、2016年以来8年ぶりとなるレギュラーシーズン勝ち越しが確定した。タイガース3番手のショーン・ガンサーが2勝目(0敗)を挙げ、6番手のジェイソン・フォーリーは26セーブ目を記録。オリオールズ先発のアルバート・スアレスは6回途中5安打4失点で7敗目(8勝)を喫した。 【動画】タイガースのケリー・カーペンターが2本のアーチを放つ 2回表にスペンサー・トーケルソンの9号ソロとトレイ・スウィーニーのタイムリー二塁打で2点を先制したタイガースは、3回表にケリー・カーペンターが16号ソロを放ち、3点をリード。5回裏にセドリック・マリンズの18号2ランとジョーダン・ウエストバーグのタイムリー二塁打で同点に追いつかれたが、直後の6回表にカーペンターがこの試合2本目のアーチとなる17号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。リリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、4対3で逃げ切り。強豪オリオールズとの3連戦を2勝1敗に勝ち越しで終えた。 ロイヤルズ、ツインズとの熾烈なワイルドカード争いを繰り広げているタイガースだが、ロイヤルズがジャイアンツに敗れて7連敗となり、ツインズもレッドソックスとのダブルヘッダー第1試合に敗れたため、タイガースはロイヤルズと並ぶワイルドカード争い2位タイに浮上。2014年以来10年ぶりとなるプレーオフ進出が現実味を帯びてきた。タイガースはエンゼルスと並んでプレーオフの舞台から最も遠ざかっているチームの1つだが、その不名誉な記録についに終止符を打つことになるかもしれない。