ローマで構想外報道のエイブラハムにウェストハムが関心?最大42億円を提示か|セリエA
ローマFWタミー・エイブラハムに対し、ウェストハムが関心を持っているようだ。 チェルシーの下部組織出身で、2021年夏にローマへと完全移籍を果たしたエイブラハム。初年度は公式戦53試合で17ゴールを奪いカンファレンスリーグ優勝に貢献、翌シーズンは公式戦54試合で9ゴール7アシストでヨーロッパリーグ決勝進出に貢献した。しかし、今季は左膝前十字靭帯の手術により12試合の出場に留まっている。 そんな26歳FWだが、今夏の移籍市場で注目が集まっている模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ダニエレ・デ・ロッシ監督とフロラン・ギソルフィ新SD(スポーツダイレクター)が新たな方向へと進む準備を続ける中で、2026年まで契約を残すエイブラハムは構想外になりつつあるようだ。 そして、ウェストハムが関心を示しているという。チームを10年近く支えてきたFWミカイル・アントニオの契約が今季限りとなる中で、新たなストライカーを探している模様。そしてフレン・ロペテギ新監督は、エイブラハムの獲得を希望していると伝えられている。 なお移籍金について、ローマはチェルシーに支払った4250万ユーロ(約72億円)を回収することはできないと覚悟しているとのこと。ウェストハム側は2200万~2500万ユーロ(最大42億円)を提示する可能性が高いようだ。今後の動向に注目だ。