【ロッテ】完封勝利でファイナルステージ進出に王手 佐々木が8回無失点の好投 中村&ポランコがHR 苦手・加藤の失投見逃さず
◇プロ野球パ・リーグCSファーストステージ ロッテ2-0日本ハム(12日、エスコンフィールドHOKKAIDO) 【画像】CS初戦に登板へ向けて意気込みを語ったロッテの佐々木朗希投手 ロッテは完封勝ちで、CSファイナルステージに王手をかけました。 先発は今季自身初の10勝を挙げた佐々木朗希投手。初回は2個の四球を与えるなど、19球を要しましたが無失点に抑えると、2回以降はテンポよく日本ハム打線を抑えて、5回まで得点を許しません。 打線は初回から3回まで先頭打者が出塁しましたが、今季ロッテ相手に7試合登板して、防御率1.85と抑えられている日本ハムの先発・加藤貴之投手を攻略できず、4回まで無失点に抑えられます。 それでも0対0で迎えた5回、先頭の中村奨吾選手が加藤投手の初球、甘く入ったストレートを振り抜き、レフトスタンドへ先制のソロホームランを放つと、7回には先頭のポランコ選手が加藤投手の甘く入ったカットボールをバックスクリーンに運び、2対0とリードします。 援護をもらった佐々木投手は最速158キロのストレートを中心に鋭く曲がるスライダーやフォークで、日本ハム打線に6回まで2塁を踏ませず。 7回に初めて2塁までランナーが進みましたが、万波中正選手を3球三振。8回は2アウトからヒットを打たれましたが、淺間大基選手を157キロのストレートで空振り三振に仕留めて降板。8回を112球、被安打5本、9奪三振、無失点の好投を見せました。