【SCOOP!】さらば原付スーパーカブ!! 8月にラストモデル、そして2025年秋には新原付スーパーカブ登場か
──近年のホンダ車で浅めのブルーといえばプコブルーだろう。写真は2010年に登場したスーパーカブ110(色名はプコブルーRだった)。 ──こちらは2019年に登場したスーパーカブ50・ストリート。車体色はボニーブルーと名付けられており、110も同時に発表された。 ──スーパーカブ50のスペシャルモデルとしては2018年登場の「スーパーカブ50・60周年アニバーサリー(左写真)」などがある。60周年車は記念エンブレムをサイドカバーとキーにそれぞれ採用していたので、ファイナルエディション(仮)も同様になる可能性がある。 ちなみに上記の60周年アニバーサリー車は受注期間限定だった。ファイナルエディション(仮)も同様になると見るのが自然だろう。
次に登場するのは110ベースの新原付スーパーカブだ!
ホンダが50cc原付バイクの生産を終了することにともない、スーパーカブそのものがなくなってしまうかのように捉えてしまった向きもあるようだが、さにあらず。なぜなら、2025年11月に原付一種(50cc)の排出ガス規制が改定されることを受け、『新基準原付(新原付)』が導入されることがほぼ決まっているからだ。 110~125ccモデルをベースに最高出力を4kW(5.4ps)に制限するモディファイを施し、従来の50ccモデルと同じく原付免許で運転可能にする。そんな法改正が確定的になり、ホンダではスーパーカブ110やディオ110といったモデルが新原付モデルのベースになるはず。まあ登場時期を考えれば、すでにテストも進められていると見ていいだろう。 まとめると、スーパーカブ110は原付二種としてそのまま継続され、スーパーカブ50はスーパーカブ110ベースの新原付バージョンに生まれ変わることがほぼ確実。言い換えれば、原付一種と原付二種のスーパーカブがそれぞれに同じエンジンの出力違いで作り分けられるわけだ。 とはいえ、こちらの新原付スーパーカブについてはまだ情報が足りない状況なので、今後また何か明らかになったときにお伝えしていきたい。 ●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserver) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。