香港国際空港

（ブルームバーグ）： 顧客満足度調査に基づく世界の空港ランキング「スカイトラックス・ワールド・エアポート・アワード」2024年版で、東京国際空港（羽田空港）と成田国際空港がそれぞれ４位と５位に選ばれた。

また、最も大きく順位を上げたのは沖縄の那覇空港で、199位から91位に躍進した。名古屋国際空港セントレアは16位、関西国際空港は18位だった。

首位の座を巡る競争はここ数年、中東カタールのドーハ・ハマド国際空港とシンガポール・チャンギ国際空港の２強がリードしてきたが、今年は上位２位が入れ替わり、過去12回首位に立ってきたシンガポールがドーハにトップの座を奪われた。

アジア勢が好調で、韓国の仁川国際空港が３位に入った。同空港は最も家族連れに優しい空港にも選ばれた。

香港国際空港は新型コロナウイルスの影響を脱し、旅客数が増加したことから、昨年から22ランク上げ11位となった。

一方、米国の空港は今回も上位入りせず、最高位のシアトル・タコマ国際空港が昨年から６ランク下げ24位だった。

欧州勢は引き続き好調で、パリ・シャルル・ド・ゴール（ＣＤＧ）国際空港（フランス）、ミュンヘン空港（ドイツ）、チューリヒ空港（スイス）、イスタンブール空港（トルコ）がトップ10入りを果たした。

2024年世界空港ランキングは以下の通り（かっこ内は昨年の順位）：

1.ドーハ・ハマド（2）

2.シンガポール・チャンギ (1)

3.仁川 (4)

4.羽田 (3)

5.成田 (9)

6.パリＣＤＧ (5)

7.ドバイ (17)

8.ミュンヘン (7)

9.チューリヒ (8)

10.イスタンブール (6)

11.香港 (33)

12.ローマ・フィウミチーノ (13)

13.ウィーン (11)

14.ヘルシンキ・バンター (12)

15.マドリード・バラハス (10)

16.名古屋 (16)

17.バンクーバー (20)

18.関西 (15)

19.メルボルン (19)