ラ・リーガ会長テバス「世界最高の3選手はベリンガム、ハーランド、エンバペ。その内2人がレアル・マドリードでプレーする」
スペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長が、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペのレアル・マドリード移籍報道を喜んだ。 今季限りでPSGとの契約が切れるエンバペは、すでにレアル・マドリード移籍が内定していることが報じられている。フランス『レキップ』とのインタビューに応じたテバス会長はその報道について触れ、自分たちのリーグに世界トップクラスの選手が増えると喜びを表した。 「もちろんレアル・マドリードとスペイン・フットボールにとって素晴らしいニュースとなった。彼は世界最高の選手の一人だ。私の見解においては、現在フットボール界を支配しているのはベリンガム、ハーランド、エンバであり、その内2人がレアル・マドリードにいるんだよ」 テバス会長はまた、レアル・マドリードの健全な財政状況について言及し、エンバペ獲得において問題は何もないことを強調している。 「彼らの財政状況は素晴らしい。レアル・マドリードの会長(フロレンティーノ・ペレス)とゼネラルディレクター(ホセ・アンヘル・サンチェス)は素晴らしい経営者だよ。新しい大会(スーパーリーグ)を組織しようとすれば、それはもうひどいものだがね」 「彼らはエンバペを獲得する際、誰も、何も売却する必要がないんだ」 テバス会長はラ・リーガの放映権収入の分配方法や比率などを巡って、ペレス会長と激しく対立していることで知られている。 「3年前から彼は私と話をしていない。しかしエンバペとの契約は私にとっても喜しいよ。このインタビューで彼に対するメッセージを送らせてもらうよ。レアル・マドリードがこうした大型契約を結び、その陣容をさらに素晴らしいものにすることは私にとっても歓迎すべき出来事だ」 「スーパーリーグについて? 問題はレアル・マドリードではなくフロレンティーノ・ペレスと彼の個人的ビジョンにある。スーパーリーグ路線を嫌うファンはどんどん増えているよ」
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