マレスカ監督、パーマーが克服すべき課題を指摘「試合ごとに理解していくだろう」
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、イングランド代表MFコール・パーマーが克服すべき課題を指摘した。クラブ公式サイトが伝えている。 【動画|ショートハイライト】エヴァートン v チェルシー プレミアリーグ 24/25 第17節 パーマーは2023年9月にチェルシーへ移籍し、昨シーズンは同クラブで公式戦45試合で25ゴール15アシストという成績を残した。そして、今シーズンも中心的存在として活躍を見せている。プレミアリーグではこれまでリーグ3位となる11ゴール、同じくリーグ3位の6アシストを記録している。 しかし、その活躍のためパーマーに対する相手選手のマークは厳しくなっている。プレミアリーグ第17節で対戦したエヴァートンは、パーマーにスペースを与えないという作戦を取った。マレスカ監督は、フラム戦を前にした記者会見でこのことについて質問され、こう答えた。 「コール(・パーマー)にとって次のステップは、その瞬間をどうコントロールするかだ。ほとんどのチームがマンツーマンで彼をマークしようとする。それが彼にとって難しい」 「イライラしてしまうと集中力が失われてしまう。マンマークされたとき、どう動けばいいのかを試合を重ねるごとに理解していくだろう」 そして、マレスカ監督は解決策としてポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの名前を挙げた。 「解決策の1つはジョアン(・フェリックス)、あるいはジョアンとコールの組み合わせかもしれない」 「エヴァートン戦でコールを起用し続けたが、それは彼がボールを持ったときに何かをもたらす瞬間があったからだ。コールがゴールやアシストで大きく貢献しているのは確かだが、彼とニコラス(・ジャクソン)はゴールを決めるだけではない。彼らはプレスのかけ方やインテンシティでも大きく貢献している。毎試合コールに頼ることはできない」 チェルシーは次節、現地時間12月26日にホームでフラムと対戦する。
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