サッカー＝インテルとユベントス、乱打戦の末にドロー
［ミラノ（イタリア） ２７日 ロイター］ - サッカーのイタリア・セリエＡは２７日、各地で試合を行い、インテルとユベントスが乱打戦の末に４─４で引き分けた。 試合はインテルが前半１５分にピオトル・ジエリンスキのゴールで先制。ユベントスはその５分後にドゥシャン・ブラホビッチが同点ゴールを決め、さらにその６分後にティモシー・ウェアのゴールで一時逆転したが、同３５分、同３７分とヘンリク・ムヒタリアン、ジエリンスキが立て続けにネットを揺らし、インテルが再び１点のリードを奪った。 後半はデンゼル・ダンフリースの得点でインテルが２点にリードを広げたものの、１９歳のケナン・ユルディズが同２６分にカウンターからゴールを決めると、さらに同３７分に同点弾を決めた。 両チームの試合で前半だけで５得点が決まるのは、セリエＡ史上初。ジエリンスキは記者団に「ユベントスのゴールを阻止するためにもっとやれたと思う。特に３失点目は何かしらできた。もっと素早くボールを取り返すべきだった。スペースも与え過ぎた。ユベントスの選手は速いし、得点力があることは分かっている」と振り返った。 インテルは首位ナポリと４ポイント差の勝ち点１８で２位、ユベントスは今季まだ負けなしで同１７の３位となっている。
