米アップル、近く10億ドル投資確約 インドネシア投資相が見通し
[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシアのロサン・ルスラニ投資相は3日、米アップルが10億ドルの投資を1週間以内に確約する見通しだと述べた。インドネシア政府は、アップルのiPhone16が部品などの現地調達率規定を満たしていないとして販売を禁止していた。 ロサン投資相は国会で、アップルが自社サプライチェーンにおけるインドネシアの比率を高めることを決定すれば、さらなる投資が予想されると述べた。「販売によって恩恵を享受するためには、(インドネシアに)投資し雇用を創出しなければならない。我が国でどのようにグローバルなバリューチェンが機能するかが重要だ」などと述べ、投資確約はその第一段階の一部だと指摘した。 販売禁止の解除に向け、アップルはiPhoneのアクセサリーや部品の製造工場を建設する1億ドル相当の投資を提案したが、インドネシア政府は公平の原則を満たしていないとして却下していた。