東京・渋谷の金王八幡宮で「テリファー 聖夜の悪夢」のヒットを祈願したアート・ザ・クラウン

「テリファー 聖夜の悪夢」に登場する最恐の殺人鬼アート・ザ・クラウンが、11月中旬、東京・渋谷の金王八幡宮を訪問。出世の御利益があるという八幡様で、映画のヒットを祈願した。 【画像】おみくじを引いたアート・ザ・クラウン 本作はこれまでハロウィンに姿を現していたアートが、今度はクリスマスを祝う街の住民たちを恐怖に陥れる「テリファー」シリーズ第3弾。“純粋悪の化身”ことアートは公開を控える日本で宣伝活動に勤しんでおり、ご祈祷を受けるため八幡様へ。いつもはすぐ血に染まってしまう衣装も、この日は洗濯したてのように真っ白。鳥居の前ではしっかり一礼し、境内に歩を進めた。 社殿に招き入れられると、その厳粛な雰囲気に圧倒されたのか、“ちょこん”と座ってご祈祷を待つ。幾人もの善良な市民を血祭りに上げてきたアートとは思えないが、おはらいを済ませ、祝詞を聞く間もおとなしく首を垂れて微動だにしない。いただいたお神酒もその黄ばんだ歯の隙間から丁寧に流し込み、八幡様の恩恵にあずかった。 無事にヒット祈願を済ませると、アートは一目散に社務所へ。100円を差し出し、目当てのおみくじを引く。取材陣が固唾をのんで見守る中、アートが引いたのは「中吉」だった。この結果をどう受け止めたのか。尋ねてみるも、声を発さないアートはやっぱり答えてくれない。しかし、ご祈祷中も常に無表情だったアートの顔が、静かな境内で、少し苦笑いにゆがんだように見えた。 ダミアン・レオーネが監督を務めた「テリファー 聖夜の悪夢」は、11月29日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほか全国でロードショー。 ※「テリファー 聖夜の悪夢」はR18+指定作品 (c)2024 Cineverse. All Rights reserved.