米、トランプ氏暗殺企てた男を訴追
【AFP=時事】米国の検察当局は8日、ドナルド・トランプ前大統領および、イラン政府に批判的なイラン系米国人ジャーナリストの暗殺計画に関与したとして、アフガニスタン国籍の容疑者を訴追したと明らかにした。 トランプ氏は「神の手に守られた救世主」 暗殺未遂、個人崇拝に拍車 司法省によると、トランプ氏に対する暗殺未遂計画を命じたのはイラン革命防衛隊(IRGC)とされ、2020年当時にトランプ大統領の指示により米軍の攻撃でイランのガセム・ソレイマニ司令官が殺害されたことへの報復とみられている。 同省によれば、イランに滞在中とみられるファルハド・シャケリ容疑者(51)は、IRGCからトランプ氏の暗殺計画を進める「任務」を与えられていた。 同容疑者はまた、いずれも米ニューヨーク出身のカーライル・リベラ容疑者(49)とジョナサン・ロードホルト容疑者(36)と共に、同市内で反体制派のイラン系米国人のジャーナリストの暗殺を企てたとされ、3人はそれぞれ訴追されている。 リベラ・ロードホルト両容疑者は米当局に拘束され、7日にニューヨークの裁判所に出廷した。【翻訳編集】 AFPBB News