くら寿司、回転レーンの「パレード」サービスに注力 クリスマスはケーキなど半額
くら寿司は、回転レーンでホールケーキなどを運ぶ新サービス「プレゼントシステム」の導入店舗を12月21日から拡大すると発表した。これまでは東京と大阪の計10店舗で提供していたが、新たに70店舗で導入する。 【画像】くら寿司の“パレード”する新サービス(全5枚) プレゼントシステムは、パレードのような音楽とともに、輝く装飾と特別メニューが、回転レーンを流れるというもの。特別メニューの隣にはパネルを設置し、注文者のテーブルに近づくと「おめでとう」「ありがとう」のいずれかのメッセージが表示される。特別メニューは中身が見えない抗菌寿司カバーに入っており、注文者のテーブルに到着すると「注目!」という音声とともにフタが自動で開く仕組みだ。 ぐるなびの調査によると、ハレの日のお祝いで外食したいメニュー1位が寿司だった。くら寿司の岡本浩之氏(取締役広告宣伝・IR本部長)は「くら寿司の強みである『回転レーンで“リアルに回す”』ことと、ハレの日需要を組み合わせた新サービスとしてプレゼントシステムを開始した」と説明する。 プレゼントシステム専用の特別メニューは、「季節のフルーツケーキ」「特撰ばらちらし」(各1000円)、「季節のフルーツプリンアラモード」(800円)の3種類。事前予約は不要で、テーブルのタッチパネルかスマートフォンからその場で注文可能だ。 今回の導入店舗拡大に合わせ、12月24~25日は「ありがとう」の代わりに「メリークリスマス」のメッセージが選べるようにした。流れる音楽もクリスマス仕様に変更する他、特別メニュー3種類をそれぞれ半額で提供する。
ITmedia ビジネスオンライン