西岡良仁 五輪出場目指し初戦突破、第2シードとして出場<男子テニス>
ユニクレジット チェコ オープン
男子テニスのユニクレジット チェコ オープン(チェコ/プロスチェヨフ、クレー、ATPチャレンジャー)は4日にシングルス1回戦が行われ、第2シードの西岡良仁が予選勝者で世界ランク375位のM・ソト(チリ)を7-5, 6-3のストレートで下し、初戦突破を果たした。 【 西岡良仁 五輪出場へ「最後の望み」】 28歳の西岡は現在行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)1回戦でF・オジェ アリアシム(カナダ)に屈し初戦敗退。 今大会には7月27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)出場権獲得を目指し出場している。 パリオリンピックに出場するためには、全仏オープン終了後の6月10日付の世界ランキングで各国最大4人という条件を踏まえた上で上位56選手に入っている必要がある。 西岡は現在世界ランク70位となっているが、昨年の全仏オープンで16強入りした分のポイントが失効するため、今大会に出場しなければ6月10日付の世界ランキングでトップ100から陥落する。 他国の選手の結果次第になるが、6月10日までに少しでもランキングを上げておくことができれば代表入りの可能性があるため、西岡は今大会への出場を決めたとコメントしている。 この日の1回戦、西岡はファーストサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得。相手に2度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークに成功し、1時間59分で2回戦に駒を進めた。 勝利した西岡は2回戦で予選勝者で世界ランク444位のJ・キム(スイス)と対戦する。キムは1回戦で同じく予選勝者で同382位のA・ジェア(フランス)を下しての勝ち上がり。
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