自作の電気自動車で周回数競う 福島・浪江でレース、福島工高・宍戸さんV
自作の電気自動車(EV)の競技会「相双EVレース大会」は9日、浪江町のふたば自動車学校で開かれ、宍戸翔さん(福島工高)が優勝した。 EVの製作技術の向上を目的に小高産業技術高が主催し、昨年から開いている。同校とふたば未来学園高、県テクノアカデミー浜に加え、県北地区の福島工高と学法福島高が初出場し、計5校から11台のEVが出走した。 同じ定格のバッテリーを使用することなどをルールに、20分間のコースの周回数を競った。三輪や四輪タイプのほか、寝そべって乗車して空気抵抗を減らしたマシンなどが並び、コースを駆け抜けた。 優勝した宍戸さんは20周を記録した。2位は19周の鈴木駿埜さん(学法福島高)だった。
福島民友新聞