【パリ五輪卓球】混合ダブルス準々決勝、アジア勢がベスト4を独占
パリ五輪・卓球競技の大会2日目、混合ダブルス準々決勝が行われ、ベスト4のペアはすべてアジア勢で占められた。前回の東京五輪でも、アジア勢が表彰台を独占したこの種目。ヨーロッパよりもアジアのほうが女子選手のレベルが高いため、世界卓球などのビッグゲームでもアジア勢が上位を独占するケースがほとんどだ。 第1シードの王楚欽/孫穎莎と惜しい試合をしたのは林ユン儒/陳思羽(チャイニーズタイペイ)。前回の東京五輪では、鄭怡静とペアを組んで銅メダルを獲得した林ユン儒。今大会は陳思羽とのペアで出場し、中国ペアを一時はゲームカウント2ー1とリードしたが、逆転を許した。 また、1回戦で張本智和/早田ひなを破ったイ・ジョンシク/キム・クンヨンは、K.カールソン/シェルベリに4ー1で快勝して4強進出。ともに今大会、混合ダブルスのみに出場する両選手。国際大会にも一切出場せず、ひたすら混合ダブルスに絞って練習を積んできたことがうかがえる、抜群のコンビネーションを見せている。準決勝では香港ペアと対戦する。 ●混合ダブルス準々決勝 王楚欽/孫穎莎(中国) ー7、6、ー6、7、9、3 林ユン儒/陳思羽(チャイニーズタイペイ) 林鐘勲/申裕斌(韓国) 11、8、8、8 イオネスク/スッチ(ルーマニア) イ・ジョンシク/キム・クンヨン(北朝鮮) 7、8、ー9、4、8 K.カールソン/シェルベリ(スウェーデン) 黄鎮廷/杜凱琹(香港) ー9、9、4、ー10、2、8 ロブレス/シャオ・マリア(スペイン) ※北朝鮮=朝鮮民主主義人民共和国