大阪桐蔭が4年ぶりの決勝へ 国学院久我山に快勝 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第10日の30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、大阪桐蔭が国学院久我山(東京)を13-4で破り、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した2018年の第90回大会以来、通算4回目の決勝進出を決めた。これが春通算30勝となり、天理(奈良)と並んで歴代10位となった。春夏通算の決勝進出は9回目で、西谷浩一監督は歴代2位の甲子園通算勝利数を60に伸ばした。 【国学院久我山vs大阪桐蔭 熱戦を写真で】 大阪桐蔭は第11日の31日午後0時半からの決勝で、近江(滋賀)と対戦する。近畿勢同士の決勝は、大阪桐蔭と智弁和歌山が対戦した第90回大会以来4年ぶり。 ◇大阪桐蔭の猛攻 国学院久我山及ばず 大阪桐蔭が19安打を放ち、2試合連続の2桁得点で快勝した。一回に丸山の適時打と田井の2点適時打で3点先取し、三回は再び丸山の適時二塁打などで一挙5点。六回は松尾が2ランを放った。先発の川原は球に力があり、7回2失点。国学院久我山は木津の2点適時打などで反撃したが、渡辺、松本慎之介の左腕2人がつかまった。 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。