美濃太田から下呂温泉まで、岐阜の旅で訪れたいスポット5選
ビームスジャパンの鈴木修司です。今回の旅の舞台は、岐阜県は美濃加茂市、そして下呂市。岐阜県は大きく分けると二つの地域で、愛知県よりの美濃地方、富山県よりの飛騨地方から成ります。 【画像】岐阜の旅で訪れたいスポット5選 記事の画像をすべて見る 岐阜県をほぼ縦断して名古屋から飛騨高山を経由して富山まで走る“JR特急ひだ”沿線の旅となりますが、高山の手前の二つの街を紹介させてください。ちなみに、美濃加茂市の“美濃太田駅”、下呂市の“下呂駅”ともに特急が停車するので、高山や富山と合わせて旅するにも便利で、とくに美濃加茂はまだまだ知られていない穴場です。言うまでもなく下呂は日本屈指の温泉地である“下呂温泉”を中心とした街です。
どうしても高山や下呂温泉に目が行きがちですが、途中下車をオススメするべく、まずは美濃加茂の紹介です。街の前に、ローカル鉄道をまず紹介させてください。実は私もまだ乗車したことがないのですが、いつか乗って旅してみたいのが長良川沿いに走る“長良川鉄道”です。
1. 川沿いを走る、長良川鉄道
美濃太田を起点に、日本を代表する刃物の産地の関、“うだつの上がる町並み”と呼ばれる美しく伝統的な街並みが残る美濃、清流沿いの城下町で行われる伝統行事“郡上おどり”で知られる郡上八幡、いくつかの温泉を超えて終着駅の北濃まで38駅のローカル鉄道です。 先日なんと幸運なことに、美濃太田駅で特別な観光列車“ながら”に出会えたのです。鉄道マニアでない私でもドキドキしてしまうほど風格のある列車で、近いうちに乗車することを心に決めたのでした。
2. 美濃加茂の太田宿と、とんかつ寿々女
そして美濃加茂の街の中心は、中山道の要所である宿場町“太田宿”で、今でも街道沿いにかつての街並みを感じることが出来ます。完全な街並みが残っているわけではないですが、いくつかの立派な旧家の建物、現役の酒蔵が軒を連ねて、十分に往時を偲ばせてくれます。 他にも訪れるべき場所は沢山あるのですが、巨大な天狗を祀った“古井(こび)の天狗山”、手軽にバーベキューや川遊びが楽しめる“リバーポートパーク美濃加茂”、“重森三玲”による作庭の石庭がある“正眼寺、そしてマニアックですが世界的な工作機械メーカー“ヤマザキマザック”の“工作機械博物館”などなど。美濃加茂には実は多岐にわたる名所があるのです。 ついでにオススメのグルメ情報ですが、近隣の瑞浪市の名産である豚肉“ボーノポーク”のトンカツを山葵と塩で食べさせてくれる“寿々女(すずめ)”さんです。旨みが濃厚なロース肉をしっとりと仕上げた絶品のトンカツです。