「どこの局が最初に松本人志を使うのか?」 テレビ各局が“チキンレース”となった中、厳しい意見を表明した「意外なテレビ局」
続いて合田隆信専務は「吉本興業から活動再開については何も決まっていないという説明を受けた」ことを明かし、「こちらは『適切に判断して対応していく』というお話をしました」などと語りました。 さらに会見を求める声について聞かれると、「基本的に先方がお考えになることですので、こちらから何か申し上げることはありません」などとコメント。各局の中で最も慎重なコメントであり、松本さんと吉本興業への配慮を感じさせました。
TBSはレギュラー番組の「クレイジージャーニー」「水曜日のダウンタウン」に加えて特番でも「キングオブコント」「キングオブコントの会」「ドリーム東西ネタ合戦」「お笑いアカデミー賞」があるなど、松本さんとの関係性が深いテレビ局。加えてダウンタウンの相方・浜田雅功さんの出演番組もあるため、毅然としたスタンスを取りづらいのかもしれません。 ■最も出演番組の多い「フジテレビ」は… 11月28日にはテレビ東京が定例会見を行い、長田隆専務が「決まっていることは何もございません」「基本的にこういうことが起こった場合は、『視聴者の方、一般の方に向けてきちんとご説明をしていただきたい』のはあります。こちらからそういうことを申し入れすることはございます」などとコメントしました。
テレビ東京も松本さんの出演番組を制作していませんが、日本テレビに次ぐ踏み込んだコメントと言っていいでしょう。同じ吉本興業所属で同局の「ウイニング競馬」に出演していたジャングルポケット・斉藤慎二さんの性加害容疑があるため、他局よりも毅然とした対応になったのではないでしょうか。 11月29日にはフジテレビが定例会見を行い、港浩一社長が「現時点では活動休止中と認識しております。今後の番組出演に関しては今の時点で言えることはございません」「(記者会見など今後の対応について)吉本さんと松本さんがお決めになることだと思われます」「一般的に説明がないまま復帰するのは考えにくいと思います」などとコメントしました。