祖母は「仏壇には生花を供えるべき」と譲りません。造花のほうが、節約にもなるし毎日取り換える必要がないのでよいと思うのですが…
特別な日の仏花を選ぶポイント
本項では、特別な日の仏花の選び方を紹介します。 ■法要の日の仏花 法要の日の仏花は、普段お供えしているものよりも華やかなものにしましょう。通常より一回りほど大きな花瓶を用意して花にボリュームをもたせます。 生花店に仏花を頼むと、1対で2000~3000円ほどかかりますが、法要の日の仏花は5000円ほどの予算で作ってもらうとよいでしょう。大ぶりな花とカスミソウやスターチスなどの小さな花をふんだんに使って華やかさを演出するのがおすすめです。 また、花の種類は誰の法要・命日なのかを考えてイメージにあうものを選ぶことも大切です。女性の方であれば赤やピンクなどのかわいらしい色、男性の方であれば紫や白などをメインにするケースが多いようです。お花の種類や色合いに迷ったら、生花店に相談すると適切なアドバイスがもらえるでしょう。 ■弔問時の仏花 弔問時も基本的に選ぶ仏花の種類は変わりませんが、花束のような豪華さのあるものを選ぶとよいでしょう。予算も通常の仏花よりも高めに設定し、普段よりもボリュームや華やかさが増したものがおすすめです。 また亡くなってすぐの場合は花束が多く花瓶が足りなくなる可能性もあるため、花瓶のいらない花籠タイプの仏花だと喜ばれるかもしれません。 訪問直前に仏花を購入できれば新鮮なまま渡せるため問題ありませんが、購入から時間が空く場合はお花が枯れないよう保存方法に気を使いましょう。 数時間程度であれば茎の下部分にぬれたティッシュを巻いてアルミホイルを上から巻きます。1日以上空いてしまう場合は、バケツに水を張って持っていく直前まで水につけておきましょう。
造花と生花で価格に大きな差はない
造花と生花では、花の種類やボリューム感などによって価格は大きく変動します。また、当然造花のほうが長持ちするのでコスパはよいと考える人は多くいます。しかし、造花を否定的する人が周囲にいる場合は、事前にしっかり確認をしてお供えするようにしましょう。 法要の日や弔問時は、普段よりも華やかでボリューム感のある花を選ぶのがおすすめです。どのような花を購入すればよいか分からない方は、直接生花店に行って相談するとよいでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部