[山口県]「どのホームで列車に乗れば?」困惑の声相次ぎ、独自の案内表示を設置 防府市のJR富海駅
防府市は、地域交流スペースとして建て替えた同市富海のJR山陽線富海駅に乗り場の案内表示がなく、観光などで訪れた人から「どのホームで列車に乗ればいいのか分からない」などと困惑する声が相次いだことを受け、独自の案内表示を設置した。 市独自の案内表示は、改札口近くの2カ所と時刻表そばの1カ所の計3カ所に設置。いずれも、下りの防府、新山口、下関方面は駅舎と同じホーム、上りの徳山、岩国、広島方面はこ線橋を渡った反対側のホームが乗り場となっていることを図解で示している。 図解の下部には、駅近くの富海海水浴場や防府駅方面の防府天満宮、毛利氏庭園・毛利博物館といった市内の観光地の情報を写真入りで紹介している。 市文化スポーツ観光交流部によると、改札口上部とホーム内の案内表示については、JR西日本が設置を進める。