干ばつ深刻化のメキシコ 湖で魚が大量死
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【6月14日 AFP】メキシコで干ばつが深刻化している。北部チワワ州のブスティージョス湖(Bustillos lagoon)では水位が著しく下がり、魚の大量死が起きている。 現地当局は12日、湖の水位が通常時の半分以下まで下がっていることを明らかにした。これは水中の汚染物質が濃縮され、湖に住む生物にとって毒性が強まっていることを意味する。 干上がってひび割れた湖底に魚の死骸が目立つようになったのは約1週間前。病気リスクへの懸念から、12日には死骸の回収作業が行われた。周囲には悪臭が漂っている。 メキシコでは現在、首都メキシコ市を含む10あまりの都市で記録的な高温が続いている。 映像は10日撮影。(c)AFPBB News