【チャンピオンズC】ペプチドナイルが実質的な最終追いで坂路4ハロン51・2秒 藤岡佑介「順当に良化しているイメージ」
[GⅠチャンピオンズカップ=2024年12月1日(日曜)3歳上、中京競馬場・ダート1800メートル] 今年のGⅠフェブラリーSを制したペプチドナイル(牡6・武英)が23日、次週のGⅠチャンピオンズC(12月1日=中京ダート1800メートル)へ向けて実質的な最終追い切りを坂路で行った。主戦の藤岡佑を背にペプチドヤマト(古馬3勝クラス)を4馬身ほど追走してのスタート。徐々に差を詰めていき、最後はシッカリと追われて併入フィニッシュを決めた。攻め駆けするタイプとはいえ、4ハロン51・2―12・0秒とスピード感十分で、時計とともに動きも文句なしだった。 「今日が本追い切りなので併せ馬でシッカリやりました。順当に良化しているイメージです。左回りは良績があって1800メートルまでは守備範囲。いろいろな形で競馬ができて近走は崩れずに走れている。いい形で今年を締めくくれればタイトルが見えてきますからね」と手綱を取った藤岡佑。ここで結果を出せば最優秀ダート馬の称号を得られる可能性が高いだけに気合十分だった。 見届けた武英調教師は「予定通り。良いイメージできていますし、来週はいつも通り整える感じですね。コーナー4つは問題ないし、メンバー的にも競馬はしやすいと思う。あとは枠順だけですね」と指揮官も大一番へ向けて順調な調整ぶりをアピールした。
東スポ競馬編集部