「死」を意識した時の「メルカリ生前整理」という意外な選択肢
商品説明に「思い」は書かない
メルカリで生前整理をする場合、商品説明にはモノへの思いは書かない方がよいです。例えば昔使っていた食器を出品するとしたら、「子どもが小学生の頃に使っていた食器です」など、親心が垣間見えるようなことは書かないということです。 メルカリのユーザーの中には、そういう思い出のような部分に惹かれる人もいる一方で、「重すぎる」と感じてしまう人もいます。割とクールに対応するユーザーも少なくないので、それならば商品に関する事実を淡々と書いた方がよいのではないかと筆者は思っています。
売上金が貯まっていく。ゲーム感覚で取り組むのもあり
メルカリで商品が売れると、売上金が入ってきます。あるいはメルペイ残高として積み上がっていくので、実はそれが最高に楽しいのです。筆者もメルカリを活用していますが、やはりメルペイ残高が増えていくのを見るとワクワクしてしまいます。 メルカリで不用品を売るのは、捨てるのが忍びないから次の人に使ってもらおうという気持ちもありますが、お金を手に入れることが目的になるのは否定できないでしょう。むしろ、その気持ちを認めて、ゲーム感覚でモノを売っていくとよいのかもしれません。不用品を売ってお金を得るのは悪いことではありません。 そしてそのお金を今の生活や趣味に使って、人生をもっと楽しくしていけばいいのではないでしょうか。メルカリはモノが売れる場所というだけではなく、その先の楽しみも提供してくれる場所。そう考えると前向きにメルカリ生前整理ができそうです。
川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド)