松山ケンイチ、朝ドラの裏でスイカ栽培断念「今年は畑仕事もっとやりたかった」
俳優の松山ケンイチと染谷将太が12日、映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(20日公開、福田雄一監督)のワールドプレミアに登壇した。 神の子イエスを演じる松山は2024年を振り返り、今年の一言として「畑仕事もっとやりたかった」と自身の等身大パネルに書き納めた。 NHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演していた松山。「今年は朝ドラの撮影があって春夏畑仕事ができなかったんですよ。毎年トマトやスイカを育ててたんですけど、今年はスイカを断念せざるを得なかった」と肩を落とした。 また、りんごも育てていることを明かし、「りんごの花が咲く時期はほんとに短い。4、5月ぐらいに受粉させなきゃきけないんですが、それを逃しちゃった。来年はりんごの受粉を成功させたい。あとスイカを復活させたい」と力を込め、「(収穫物を)喜んでいる方がたくさんいるんで、撮影どころじゃないんですよ。春夏は野菜を育てたいんですよ」と話した。 ブッダを演じる染谷は「楽しい」と書き、「2024年楽しかったあ。こんなに楽しい映画に出会えて、なんか…楽しかった(笑)なので、来年も楽しい1年にできたら」と語った。 映画「聖☆おにいさん―」は中村光原作の人気漫画を実写化。神の子イエス(松山)と仏の悟りを開いたブッダ(染谷)の平和だった日常に聖人たちが攻めてくる笑いの絶えないコメディー。染谷は「大いに笑っていただければうれしい。我々も笑いを耐えられてないので(笑)」と勧めた。 松山は「僕、実は今日初めてできあがりを見るんです」と明かし、「笑って、笑って、笑って、最後にはなにも残らない映画。ただただ楽しんでいただければ」と笑顔を見せた。
報知新聞社