イチロー、来季もマーリンズ残留が濃厚?!
実際、今季は、ここまで130試合に出場、打率.301、1本塁打、21打点、47得点、10盗塁の数字をマーク。特に出塁率が.367と突出しており、第4の外野手として合格点の数字を残している。 しかも、故障の不安はまったくなく、試合前には、チームを盛り上げる儀式の中心になるなど、チームリーダー、精神支柱的な立場となっていて、3000安打を達成したときは、多くの若手選手が祝福のため三塁ベースにかけよってきた。 加えて観客動員が下がる中、球団のグッズの売り上げが40%にアップするなど、営業面でも多大なプラスを球団にもたらしている。マーリンズが、2014年にイチローを獲得した際に、その交渉途中で、「イチローがいたいだけチームにいてもらっていい」と、“終身雇用”にちかい待遇をマーリンズのフロントが持ち出したという話まであって、マーリンズが、来季は43歳となるものの、衰えをまったく感じさせないイチローとの契約を延長することは間違いなさそうだ。 一方、イチロー側にも、FAを選ぶ権利もあるようだが、先日、数々のスクープを飛ばしている敏腕記者のジョン・ヘイマン氏が「イチローもマーリンズでのプレーを希望している」というニュースを伝えた。 来季もマーリンズでメジャー17年目のシーズンを迎えるイチローを見ることになりそうだ。