”解説者よりもMLBに詳しい”フリーアナ・山本萩子が初登場「この世の中で”守備”が1番好き」
“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)が、21日(日)22時より生放送された。 【写真】”解説者よりもMLBに詳しい”フリーアナ・山本萩子、ほか番組カット【5点】 番組には、野球のメインコメンテーターとして元メジャーリーグ選手の川崎宗則(「崎」は「たつさき」が正式表記)、サッカーのメインコメンテーターとして元サッカー日本代表の槙野智章、コメンテーターとしてフリーアナウンサーの山本萩子が出演した。 この日の放送には、“解説者よりもMLBに詳しい”という異名をとる山本が初登場した。山本はMLB番組のキャスターを務めたほか、野球愛を語るコラムを連載するなど、大の野球ファンで知られている。 さらには昨年のMLBオールスターゲームで現地取材を敢行。山本は「この世の要素の中で、“守備”が1番好き。MLBのスーパープレーを間近で見られて良かった」と振り返った。 そんな山本とともに伝えたMLBコーナーでは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の「三冠王への道」に注目。ナ・リーグでは87年ぶりとなる三冠王達成に期待が高まる中、強力なライバルとなる2選手を山本が紹介。 放送日現在打点1位のアトランタ・ブレーブスのマーセル・オズナ選手、打率1位のミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イエリッチ選手の名前をあげて、山本は「この2人には、“イチローチルドレン”という共通点があるんです。イチローさんとマイアミ・マーリンズでプレーしていて、オズナ選手は『自分はイチローの弟子』と公言しているほど、イチローさんのDNAを受け継いでいる選手。イエリッチ選手は首位打者を2回獲得していて、イチローさんと一緒の回数。いま、“イチローチルドレン”がMLBで活躍を見せているんです」と解説した。 これに、槙野は「川崎さんも“イチローチルドレン”でしょ?」と質問。イチローの大ファンで、シアトル・マリナーズではともにプレーした川﨑は「何を言ってるんですか?“イチローチルドレン”ではないです。イチローさんの後輩でございます」と即座に否定。 槙野は「イチローさんの前ではふざけないんですか?(笑)」と問いかけると、川崎は「絶対にふざけません。イチロー先輩の前ではピシャっとしてます」と背筋を正した。 さらに川崎は「僕ら日本人選手が子どもの頃からイチローさんの活躍を見ていたように、MLB選手も憧れている。パワー全盛期の中、イチローさんがしなやかな体でヒットを打つ姿が目に焼き付いている。だから、MLB選手もイチローさんに習いに行っていたんです」とイチローの影響力の高さを力説した。 また、山本がMLB解説で驚いた出来事を明かす一幕も。昨年の試合解説にて、川崎は大谷選手のバッティングを見て「これは肘やっちゃってる」と注目。その翌日には、大谷選手が右肘手術するという球団発表があり、川崎の予想が的中したことを説明した上で、山本は「川崎さん、すごい!って思った。しかも、バッティングで気付いていてスゴい。素人には怪我は分からないです」とベタ褒め。 川崎は「みんな『川崎さんすごい』って言ってた?」と確認し、「嬉しすぎる!俺ってスゴいんだよ~!ちゃんと見てるんだ!」とガッツポーズ。有頂天になる川崎に対し、槙野は「欲しがりだなぁ(笑)」とお腹を抱えた。
ENTAME next編集部