米メタ、顔認識技術の使用再開 なりすまし広告詐欺対策で
Byron Kaye Katie Paul [シドニー/ニューヨーク 22日 ロイター] - 米メタは22日、著名人になりすました広告詐欺対策の一環として、顔認識技術を再びテストする方針を明らかにした。同社は2021年、規制当局などの反発を受けてフェイスブック上の顔認識ソフトウエアを停止していた。 テストには著名人約5万人を登録し、フェイスブックのプロフィール写真と、詐欺の疑いがある広告に使われた写真とを自動的に比較する。写真が一致し、メタが広告を詐欺と判断した場合、広告は停止される。 対象の著名人には登録が通知され、参加を希望しない場合は断ることができる。 英国や欧州連合(EU)、韓国、米テキサス州、イリノイ州など規制当局の許可が得られていない一部地域を除き、12月から世界的に実施する計画という。