4冠フェルスタッペン「最速の車がなくても勝てることを証明した」マクラーレンCEOに笑顔で反論「マクラーレンならもっと早くチャンピオンになれた」
レッドブルのヘルムート・マルコ博士は、マックス・フェルスタッペンがいなければ現在のレッドブルは「勝てるチームにはなれない」とF1ラスベガスGPで4年連続のタイトルを獲得した直後に語った。 27歳で4冠を達成したフェルスタッペンは、「罪の街」での祝賀会の序盤にこう語った。 「ビールを4杯、ジントニックを2杯飲んだよ。主に感じているのは安堵感だね。レース自体はあまりよくなかったけど、実際には予想していたよりも良かった。」 ■クルマが悪くても勝てただろう? 今年のフェルスタッペンのライバルはランド・ノリスだったが、土曜日のレースでフェルスタッペンを上回ることができず、タイトル争いをカタールやアブダビまで持ち越すことも叶わなかった。 ノリスの所属するマクラーレンのザク・ブラウンCEOは、フェルスタッペンが『Sky』のインタビューを受けている最中に彼を祝福した際、挑発的で少し茶目っ気のあるフェルスタッペンはブラウンに対して笑顔でこう言った。 「僕は最速の車でしか勝てないって以前あなたが言ったけど、でも、今年は少し違ったでしょ」 その後ブラウンは「マックスのドライバーとしての能力を疑う意味で言ったのではないよ」と強調した。 フェルスタッペンは後に記者団に語った。 「もし批判する人がいて、『最高の車でしか勝てない』と言うなら、僕はそれが間違いだと証明したつもりだ。もし今、それでも評価されないなら、もう何をすればいいかわからない」 「僕がマクラーレンに乗っていてもチャンピオンになれたかって?そうだね、それももっと早くね。2021年には、他のクルマでもタイトルを獲得していただろうね」