【データ】大谷翔平また快挙「１番で50試合以上出場」の打点王は20世紀以降で初
＜ロッキーズ1－2ドジャース＞◇29日（日本時間30日）◇クアーズフィールド ドジャース大谷翔平投手（30）が、移籍1年目のレギュラーシーズンを驚異的なパフォーマンスで完走した。首位打者には4厘、届かなかったが、54本塁打、130打点で打撃2冠は確実だ。右肘のリハビリで打者に専念し、前人未到の「50－50」を達成するなど、長打力と走力のフル稼働でチームの地区優勝に貢献した。 【写真】ヒマワリの種をガッツリ食べる大谷 ◇ ◇ ◇ ▼大谷が2年連続本塁打王と日本人初の打点王を確実にした。これまで日本人の打点は05年松井秀（ヤンキース＝116打点）のリーグ8位が最高順位だった。今季の大谷は打順1番で90試合、2番で69試合に出場。1番打者の打点は初回に本塁打で挙げるしかなく、直前の下位打線がつないで走者を得点圏に置かないと量産しにくい。22年にジャッジ（ヤンキース）が1番34試合、2番112試合で打点王になったが、1番で50試合以上に出て打点王は20世紀以降（1901年以降）で初の快挙だ。
