県が謝罪:無資格の職員が飲食店など検査 「食品衛生監視員」資格確認怠り任命【新潟】
県は、飲食店などの検査業務に資格を持たない職員が従事していたとして謝罪しました。 県によりますと、県内の保健所に勤務する60代の職員が資格がないのにも関わらず食品衛生監視員に任命され、飲食店や食品工場の検査などに携わっていました。この職員は資格がないことを認識していましたが、別の資格を持っていたため「特例で従事できると思い込んでいた」ということです。 【動画】県が謝罪:無資格の職員が飲食店など検査 「食品衛生監視員」資格確認怠り任命【新潟】 食品衛生監視員は1年ごとに任命しますが、県も資格の確認を怠りこの職員を過去5回任命していました。 ■県福祉保健部生活衛生課 湯本嘉彦課長 「関係職員の資格一覧表を生活衛生課で整理して、異動後もどの資格があるのかっていうことを確実に確認ができるような体制にしたい。」 この職員の検査により、現在106の施設に許可が出されていますが、他の職員が再検査する方針です。