ポン酢2商品で不適正表示 神戸の事業者、配合割合や材料の産地で
農林水産省は22日、ポン酢しょうゆの原材料を不適正に表示したとして、食品表示法に基づき、神戸市西区の食品製造業「カネトシ」に改善を指示した。 【写真】さっきまで使えてたスマホ、通話音が…しない 勝手に解約されたかも 同省によると、同社が製造したポン酢しょうゆ「実生(みしょう)ゆずぽんず」で、国産の大豆、小麦のみを使ったしょうゆを50%以上使用したと表示したが、実際の配合割合が10%以下で、少なくとも2023年5月~24年3月までに約4万6千本を販売した。 別の商品では国産の大豆、小麦のしょうゆのみを使用したとする表示だったが、一部外国産が含まれており、少なくとも23年5月~24年4月に約2万1千本を販売した。同社は「商品の自主回収を進め、現在店頭に並ぶものは既に表示や商品を改めた。再発防止に努める」とした。