「それは誰が言ったんだ」サウジアラビア代表指揮官は試合後に苛立ちを隠せず。サッカー日本代表は「3年前とは全く違う」
サッカー日本代表は現地時間10日(日本時間3:00キックオフ)、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第3節でサウジアラビア代表とキング・アブドゥッラー・スポーツシティで対戦し、2-0の勝利を収めている。試合後の会見に応じたサウジアラビア代表指揮官ロベルト・マンチーニは苛立ちを隠せなかった。 【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 日本代表が3連勝をかけてアウェイに乗り込んだ一戦では、14分に鎌田大地のゴールで先制すると、81分に途中出場の小川航基が追加点を奪って2得点で勝利となった。3連勝に加え3試合連続の無失点となり、最高の形でホームのオーストラリア代表戦を迎えることになる。 一方、サウジアラビア代表は今予選初の黒星。エルヴェ・ルナール監督が率いていた2021年10月のアジア最終予選ではホームのサウジアラビア代表が勝利を収めたが、今回は日本代表に敗戦となった。指揮官は「もし過去に留まっているのならば、何も変えることができない。3年前とは全く違う。全てが違う。彼ら(日本)には良い選手たちがいる」とコメントした。 また、マンチーニ監督は「選手たちは集中力を欠いていたように見えた。選手たちのコンディションはベストだったか」との質問に対して、途中質問を遮り「それは誰が言ったんだ」と苛立ちを隠せず。その後、「そう(コンディションはベスト)だと思う。70分間は刺激的に、フィジカル的に戦った。いつもと違った大会を戦っている選手たちもいて、彼ら(日本)はフィジカルが強かった。しかし、最後の20分は率直に良かった。失点をした後にゴールを決めることができなかっただけだ」と話している。 これで1勝1分1敗でグループ3位となったサウジアラビア代表の次の相手はバーレーン代表。2戦連続のホーム戦となるが、勝利を収めることができるか。 (取材:加藤健一 文:編集部)
フットボールチャンネル編集部