スズキ、新型「フロンクス」の受注が1万台突破
スズキは、コンパクトSUVの新型「フロンクス」について、10月16日の発売から10月末時点で1万台を突破したことを明らかにした。11月8日に開催された2025年3月期第2四半期決算説明会で公表されたもので、新型「フロンクス」の目標販売台数は月間1000台、受注した1万台は目標の10倍となる。 【画像】日本国内の販売状況 スズキの2025年3月期第2四半期決算(2024年4月~9月)については、売上収益は2兆8550億円で前年同期比2989億円増(11.7%増)、営業利益は3349億円と前年同期比968億円増(40.7%増)、税引前利益3765億円と前年同期比883億円増(30.7%増)、中間利益2175億円も前年同期比663億円増(43.9%増)と、4期連続増収増益となった。 世界販売は前年同期比3万台増(2.0%増)の156万6000台。日本の販売実績は34万3000台と、安定した生産とスペーシアの販売が好調で販売台数が前年同期比3万台増(9.7%増)となった。 通期業績予想については、売上収益は前回予想の据え置きで5兆6000億円、営業利益は前回予想から700億円上方修正した5500億円、税引前利益も700億円上方修正した6200億円、当期利益は400億円上方修正した3500億円とした。 なお、新型「フロンクス」は、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「10ベストカー」に選出されている。今後、10ベストカーの10台の中から2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞する1台が12月5日の最終選考会で決定する。
Car Watch,編集部:椿山和雄