開催国カタールが連覇に王手! アリの決勝弾でイランを3-2撃破、ヨルダンが待つファイナルへ【アジア杯】
カタールのアフィフがゴラッソ
アジアカップの準決勝が現地2月7日に行なわれ、イランと開催国カタールが対戦。カタールが3-2で勝利を収め、決勝に駒を進めた。 【動画】アルモエズ・アリの勝ち越し弾! イランが幸先よく先制する。4分、右サイドからのロングスローがゴール前で混戦となり、そのふわりと浮いたこぼれ球にサルダル・アズムンが反応。華麗なバイシクルでネットを揺らした。 先手を許したカタールは、すぐさま反撃。17分、ゴール前への浮き球のパスに抜け出したアクラム・アフィフが、ペナルティエリア右で収め、マイナスに折り返す。これに走り込んだジャッセム・ガベル・アブドゥルサラムが右足を振り抜くと、シュートは相手に当たってゴールに吸い込まれた。 同点弾で勢いに乗ると、32分にも決定機。前線でロングボールを受けたアフィフがドリブルで持ち運び、ペナルティエリア右から放ったシュートは、GKの好セーブに阻まれる。 43分には、ショートカウンターを発動。左サイドからアフィフが仕掛け、右足で放ったコントロールシュートは、完璧なコースに飛び、ゴール右に突き刺さった。ゴラッソで逆転に成功したカタールが、2-1とリードして前半を終えた。 後半の立ち上がりはイランが攻勢に出る。すると47分、サイード・エザトラヒのシュートが、ペナルティエリア内で相手の手に当たったとしてPKを獲得。これをキッカーのアリレザ・ジャハンバフシュが落ち着いて決めて、試合を振り出しに戻す。 一進一退の攻防が続くなか、カタールは73分、右サイドからのクロスにアルモエズ・アリが打点の高いヘッドで合わせるも、枠を捉えられず。 それでも82分、味方のシュートをゴール前で収めたアリが、巧みに反転し、右足でゴールに流し込む。これが決勝点となり、カタールが2大会連続のファイナル進出を決めた。 2019年の前回大会で優勝しているカタールは10日、連覇を懸けてヨルダンと激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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