怪我人が続々と復帰のアーセナル。サッカー日本代表DF冨安健洋についてもアルテタ監督が言及「復帰は…」
プレミアリーグ・アーセナルのミケル・アルテタ監督は、第17節クリスタル・パレスとの試合を控えて記者会見に臨んだ。負傷離脱者について言及していた中で、サッカー日本代表DF冨安健洋についても触れている。地元メディア『football.london』が報じていた。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング ミッドウィークのカラバオカップでも、パレスと対戦したアーセナル。しかし、カップ戦においては、MFデクラン・ライス、DFリッカルド・カラフィオーリ、DFオレクサンドル・ジンチェンコ、DFベン・ホワイトなど複数名の選手が怪我の影響などもあり欠場していた。 もっとも、チームを率いるアルテタ監督は、「(ライスとカラフィオーリ)については、両方ともチーム入りできる」と述べた上で、ジンチェンコに関してもチームに復帰する可能性があると示唆している。一方で冨安については、「ジンチェンコはおそらく復帰できるだろう。冨安の復帰はまだまだ先だ」と、長期離脱から復帰の目処が立っていないことを強調していた。 英メディア『ARSENAL TRUE FANS』は、「冨安の不在が続く。アーセナルに加入して以来、バックライン全体で多様性を発揮し、同クラブにとって欠かせない存在となっている。右サイドバック、センターバック、あるいは必要に応じて左サイドバックとして起用されるなど、冨安の適応力はアルテタの戦術的セットアップに欠かせない要素となっている」と、冨安の重要性について指摘。 もっとも、「この25歳の選手はここ数ヶ月怪我に悩まされており、シーズンの重要な時期に出場することができない。特にハイリスクな試合では、冨安の守備の信頼性と効果的な攻守の切り替えに関する能力がひどく欠けていた。アルテタ監督は復帰の具体的な時期を明らかにしなかったが、このニュースは、アーセナルのファンが彼の復帰を見るまでにはもっと長い時間待たなければならないことを示唆している」と、負傷が重なり重要な試合で起用できないのは、チームとして問題であると強調している。
フットボールチャンネル編集部