ハウスメーカーの家に住んで3年。縦長のLDKにしてよかったと思う3つのこと
迫力あるサウンドでLDKが「おうち映画館」に
縦長のLDKにした理由は、もうひとつあります。音楽鑑賞が趣味の夫は、ずっと前から音響にこだわった、家づくりをしたいと言っていたのです。 設計士や音響の会社と相談すると、LDKを一列に並べる間取りなら、実現できるということに。映画館のような7.1.2chのサラウンドシステムを構築する場合、本来、聴く人の後方位置に置き型のスピーカーを置くそうです。ですから、縦長の方が効果的とのことでした。 できればスピーカーを、床置きすることは避けたいところ。そこで、天井スピーカーを使って、擬似的なサラウンドシステムを実現しています。 写真の天井を見てください。丸い黒いものが天井スピーカーです。 映画を観るときに迫力が出るように、ソファの中心位置に音のスイートスポット(いちばんバランスよく音が聞ける場所)をつくりました。さらに…普段ご飯を食べるときも、スピーカーからのよい音で音楽を聴きたいので、ダイニングテーブルの上にも、天井スピーカーを取りつけています。 結果、夫も大満足! ダイニングでご飯を食べているときは、上から音楽が流れていてカフェのような雰囲気に。とても心地よく、この家に住み始めてからは、音楽を楽しむ生活になりました。 また、映画を観るときも迫力満点! ブラインドを閉め、照明を暗くして、前方や後方からも音の奥行きを感じる迫力あるサウンドで「おうち映画館」を楽しんでいます。ポップコーンがあれば完璧です(笑)。
長辺に大開口の窓で明るい&いつも自然が身近
長方形の長い辺は、日当たりのよい南側に面しています。この場所には、大開口の窓を4枚つけました。さらに、キッチン横のスタディースペース上部にも曇りガラスの窓を。写真のように引いて眺めると、横一面に窓が。おかげでLDKはとても明るい空間になっています。 大開口の窓があるリビングダイニングの外には、縁側のようなウッドデッキがあります。横長なのでキッチンからもアクセス抜群。 ウッドデッキでピクニック気分を味わいながら、食事をすることもあります。先日も夫がつくってくれたパンケーキを運び、みんなでおやつタイムを楽しみました。 LDKをこの縦長のプランにしたことで、会話が弾み、映画や音楽を楽しんだり、ピクニック気分を味わったり…。充実した「おうち時間」を過ごせています。
武井優音