【バレー】女子日本代表・古賀紗理那主将「今年はキャプテンということを意識しすぎず、自分のプレーにフォーカスしていきたい」
――チームはこれからだと思うんですけど、個人的に去年のOQTに臨む前と今、ネーションズリーグの前などと比べて、自信みたいなものって全然違いますか? 古賀:まだ今シーズンはチーム練習をそんなにやってないので。私は練習をしっかり積み上げて自信を持ちたいっていうタイプで、今シーズンはまだチーム練習していないので、そこまで自信を持つとかまでは行ってないんですけど、まずは質の高い練習、チーム練習をしていって、「これで決める」とか、「こういうふうになった時はこうやって解決していこう」とか、コート内での約束事ではないですけど、そういう、それぞれがお互いをわかり合ってプレーすることを試合のために、練習で積み上げていけたらいいなと思っています。 ――VNLはどの試合も大切だとは思うんですけど、特に大切だと思っている試合はありますか? 古賀:今シーズン、日本は国内リーグも早めに終わって、招集も早かったので、スタートのトルコラウンドの1週目の4試合はすごく大事だと思っています。他の国がまだチームができていないところで、私たちはチームができた状態で入れると思うので、まずはそこでしっかりポイントを稼ぐことが大切かなと。スタートダッシュできると、その後の2週目、3週目にもつながってくるはずなので、まずはスタート1週目からピーキングを持っていけたらいいなと思っています。 ――OQTで負けた相手には負けられないみたいな意識はありますか? 古賀:去年負けたから負けられないっていうよりは、やっぱりポイントを稼ぐためにはどこのチームにも負けないようにっていうのはすごく意識してやらなければいけないなと思っています。 ――キャプテンとして、合宿の中でチームメイトに対して意識して声かけしてるようなことはありますか? 古賀:私、「キャプテンとして」って質問されるのめっちゃ嫌で。 キャプテンなんですけど、私はキャプテンの前に1選手なので、まずは自分のプレーにフォーカスしてやりたいなと思っていて。監督からも、 今シーズン始まる前に「キャプテンだけど、そこはあまり意識しすぎずに、自分のプレーにフォーカスして、1セット5点っていうのは毎年言ってるけど、そこをしっかりクリアできるようにしてほしい」という話をされているので、あまりキャプテン、キャプテンって考えずに、自分のプレーにフォーカスしたいなと。 ――それは、去年とは変えたところですか? 去年はチームのことをどちらかというと意識していて、今年は自分自身のことにという感じでしょうか? 古賀:特に今年はですね。 ――監督は先ほど全体会見で、パリの目標はパリの権利を勝ち取ってから考えるという言い方をしてましたけど、古賀選手も同じような感じなのか、やっぱりパリで結果を出したいっていう気持ちをどこかに残しつつ、これから戦っていくのか、心境を教えてください。 古賀:監督がそうおっしゃっていて、監督の目標はチームの目標でもあるので。まずはパリのオリンピックっていうところは一旦考えずに、パリオリンピックの出場権を取るところからスタートだと思うので、 そこにまずは全力でフォーカスしていきたいなと個人的にも思っています。
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