８回終了後、選手交代を告げる阿部慎之助監督（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―０中日（２３日・ひたちなか） 　巨人が引き分けを挟んでの連敗を３でストップ。９日ぶりの勝利を完封で飾った。先発の山崎伊織が７回途中まで投げ３安打無失点で２勝目。打線は１回に坂本勇人内野手の適時打で１点、４回には萩尾匡也外野手のタイムリーで２点目を挙げ、最後は大勢投手が締めて逃げ切った。チームは１４日の広島戦以来、９日ぶりの勝利となった。 【巨人・阿部慎之助監督の試合後コメント】 ―連敗脱出 「９連戦のアタマを取れたっていうのはね、すごく。カードのアタマを取れて、久しぶりにみんなと握手したなと思って。はい」 ―山崎伊織の投球は？ 「すごく粘り強く頑張ってましたし、最後急にボール、ボールとなって、ちょっとしんどくなってきたところで代えたんですけど、ほんとナイスピッチングでしたね、はい」 ―高梨、バルドナードが好救援 「素晴らしい、その一言です」 ―萩尾が久しぶりのスタメンで結果を出した 「結果的にタイムリーがなかなか出なかった先週だったので。坂本が最初に打ってくれたのでチームも勢いづきましたし、いい形は作っているので、後はどんだけタイムリーが出るかだと思いますし。この勝ちで僅（きん）差をものにしたってことで、チーム全体が乗っていけるんじゃないかと思います」 ―９連戦に向けて 「きついのはわかってますので、なんとか全員で切り抜けたいなと思います」