横浜FMの2選手がJ2山形へ完全移籍 MF吉尾海夏は仙台、GK寺門陸は山口時代に渡辺晋監督と縁
J1横浜FMのMF吉尾海夏、GK寺門陸がJ2山形に完全移籍することが23日、両クラブから発表された。ともに横浜FMの下部組織出身。 吉尾は2017年にトップチームに昇格。仙台や町田に期限付き移籍し、今季は夏から韓国1部済州ユナイテッドにレンタルで加入していた。J1通算43試合4得点。 山形では、仙台時代の指揮官・渡辺晋氏から再び指導を受けることになる。クラブを通じて「なかなか自分が思い描いていたサッカー人生を送ることはできませんでしたし、応援してくれている皆さんの期待に応えられず、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちを感じている時間のほうが長かったかもしれません。引退する時に『あの時間があってよかった』と言えるように、ピッチでもっと自分の価値を高めて、皆さんの目に留まる活躍ができるように頑張ります」とコメントした。 21年昇格の寺門は、山口への3年間の期限付き移籍を経て今季から復帰したが、リーグ戦出場0試合に終わった。山口時代に渡辺監督のもとでプレーしている。クラブを通じて「このタイミングでクラブを離れなければならなくなったのは自分の力不足なので、悔しい気持ちや、寂しい思いはありますが、プロとしてサッカー人生をより良いものにするために、強い覚悟を持って新しい挑戦をしていきます」とコメントした。
報知新聞社