【ナゼ?】最近よく見かけませんか?『生絞りオレンジジュースの自動販売機』実は本社のある国では超有名!日本でも現在急増中で、オレンジ1日約12万個を消費することも…世界的なオレンジ不足の中、急成長支える秘密とは?
主な生産国・ブラジルでの不作の影響などで“世界的なオレンジ不足”の中、急増しているのが『生絞りオレンジジュースの自動販売機』!2024年6月14日現在、日本国内では482か所に設置されています。オレンジ不足の中、なぜ“生絞りオレンジジュース”を提供できるのか?一体どこから来たのか?取材しました。 【なぜ?】最近増えている国番号「+674」からの電話 これに日本から遠く離れたナウル共和国の公式Xが自虐投稿「皆さんには急に国際電話をかけるナウルの古い友人がいますか?観光日本事務局ですらかかってきたことない!」
『森永乳業』『雪印メグミルク』といった日本の飲料メーカー各社が、オレンジを使った飲料の販売を相次いで休止しています。その理由の一つが、オレンジ果汁の輸入価格が大幅に上昇したこと。2022年には1リットル当たり323円でしたが、2024年には656円と、2倍以上に。オレンジ果汁は50%以上をブラジルからの輸入に頼っていて、2023年に雨被害などで原料が不足したことが、高騰の原因となっています。
『えひめ飲料』のポンジュースは、800mL・410円だったところ、2024年4月から560円に値上げ。また、「果実(オレンジ(ブラジル)、うんしゅうみかん(国産))」だった原材料も「果実(うんしゅうみかん(国産)、オレンジ)」と、輸入オレンジ果汁の比率を下げて50%以上を国産みかん果汁に変更しました。原材料を変更した理由について、担当者は「オレンジ不足はありますが、消費者の好みの変化に合わせ、甘味とコクを入れようと検討していたタイミングも重なった」と話しています。
こうした中、急増しているのが『生絞りオレンジジュースの自動販売機』。展開しているのはシンガポールに本社を置く『IJOOZ(アイジュース)社』で、シンガポール国内には1000台以上が設置され、国民の8割が飲んだことがあるという有名な会社です。日本には2023年4月、八王子に1号機が設置され、わずか1年2か月で全国に482台と急拡大!商業施設や駅構内・空港内などに設置され、多い時には一日に約12万個のオレンジを消費しているといいます。
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