巨峰の仕入れ価格180円値上がり店頭価格1000円超 暑さ影響で色づき悪く出荷量減
テレビ愛知
名古屋大須商店街にある「生鮮食料館 サノヤ」の担当者に果物の価格について聞きました。
●巨峰 1パック 約300グラム
店頭価格1079円(仕入れ価格 前週比+180円) 一般的な巨峰の旬は8月頃から10月頃です。ハウス栽培の物は5月下旬から7月頃に出始めます。皮の色が濃くなり、ブルームと呼ばれる白い粉がたくさん付いているものは味が良く、鮮度がいい証拠。果汁たっぷりで、“ブドウの王様”とも呼ばれ18から20度と糖度も高いです。 ――かなり高くなりましたね。 サノヤ担当者: 「夏の暑さの影響によって寒暖差がなくなってしまい、色づきが悪かったので出荷量が少なくなりました。その出荷量が減少した状態のままシーズンの終わりを迎えています」 ――今後についてはいかがでしょうか。 「旬はあと1~2週間ほどで終わりそうですね。価格はさらに上がるか、現状のまま推移する見込みです」
●リンゴ「シナノゴールド」 1個
店頭価格194円(仕入れ価格 前週比-10円) シナノ・ゴールドは、1999年に品種登録された比較的新しい品種。旬は10月下旬頃から12月下旬頃で、収穫時期は10月頃から12月頃です。貯蔵性が非常に高い品種なのが特徴の1つ。リンゴの呼吸を止める方法で保存を行い、夏頃まで市場に並ぶこともあります。 ――なぜ安くなったのでしょうか。 「前週の入荷と比べて、天候の影響はありませんでした。赤色のリンゴに比べて色むらが気にならないので、出荷量が少しずつ増えてきています」 赤いリンゴは朝晩と日中の寒暖差が大きいほど色づきが良くなります。ただ、2024年は寒暖差があまりなかったので、色づきが悪くなりました。 (11月5日放送 「5時スタ」より)
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