沖縄尚学が3回戦進出 クラーク記念国際降す センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第7日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、沖縄尚学が3―1でクラーク記念国際(北海道)を破った。センバツでの2勝目は前回出場した2014年大会以来、9年ぶり。クラーク記念国際の佐々木啓司監督は駒大岩見沢(北海道)監督時代を含めて「昭和」「平成」「令和」の3元号での甲子園勝利がかかっていたが、前回のセンバツに続いてならなかった。 【クラーク記念国際vs沖縄尚学を写真で振り返る】 沖縄尚学は第9日の第2試合の3回戦で東海大菅生(東京)とぶつかる。 ◇ 沖縄尚学は三回、玉那覇が左翼へ2点二塁打を放って先行。六回に佐野の中前適時打で1点を加えた。先発の東恩納は140キロ前後の直球に切れがあり1失点完投。クラーク記念国際は先発の新岡が多彩な変化球で踏ん張り、3失点で完投。打線は相手と並ぶ8安打で、バントを多用して得点圏に再三走者を進めたが、最後の決め手に欠けた。 ◇沖縄尚学・比嘉公也監督 センターを中心に低いライナー性の打球が出て、攻撃は1回戦に比べて良くなっている。(先発の)東恩納はスライダーで空振り三振が取れたのはよかったが、走者がいない時にギアが入らないのが課題です。