【バドミントン】桃田賢斗、藤井瑞希さんがヨネックスの新研究開発施設「YONEX Performance Innovation Center」で地元ジュニアを指導
8月27日、ヨネックス株式会社は、新研究開発施設「YONEX Performance Innovation Center(ヨネックス パフォーマンス イノベーション センター)」の竣工を記念して、同社契約選手である桃田賢斗、元日本代表でロンドン五輪銀メダリストの藤井瑞希さんを招いて、地元・新潟のジュニアプレーヤーを対象としたバドミントンクリニックを開催した。 【フォトギャラリー】全国中学校バドミントン2024 中学生たちの煌めき 熱戦<4> 同日の午前には、桃田、藤井さんのほか、東京五輪とパリ五輪で五輪2大会連続金メダルを獲得したビクター・アクセルセン(デンマーク)も同施設を訪問。研究開発施設の内部で、計測などを体験した。
18時から行なわれたジュニアクリニックには、同施設の地元である長岡バドミントン協会に登録するジュニアクラブから約30名の小学生が参加。1時間半にわたって、桃田や藤井さんと羽根を打ち合い、アドバイスをもらう貴重な機会となった。 閉会式で、ジュニア選手を代表して講師の2人にお礼の挨拶を行なった佐藤理子さん(栃尾ジュニア)は「桃田選手からは、早く動いてシャトルのところに入って、いい打点で打つことをアドバイスしてもらいました。桃田選手は打ったあとの戻りが早かったから、真似をしたい。藤井さんはラリーをつなげるのがうまかったので、点を取るためにそこも意識したいです」とクリニックで学んだことを話し、「目標は県予選で勝ち、北信越大会のベスト4に入って、全国小学生大会に出場すること。6年生で、最後の学年なので頑張ります」と目標を教えてくれた。 「このようなすばらしい施設で、地元・新潟の子どもたちと一緒にバドミントンができてうれしかったし、私自身も久しぶりにシャトルを打ち合って楽しかった」と藤井さん。桃田は「子どもたちが参加してくれたから、僕自身もこの恵まれた環境でバドミントンをすることができた」と話し、「この施設から世界のトッププレーヤーに羽ばたいていってほしい」と期待を寄せた。
取材&撮影/バドミントン・マガジン編集部